小説– category –
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山本光伸作品集3『手紙』刊行のお知らせ!
山本光伸作品集3『手紙』刊行のお知らせ! さて、次はどんな本をご紹介しましょうか。長い作品、短い作品といろいろあるのですが、そうですね、今回は僕の唯一のミステリー作品を紹介しましょう。 -
『老人と海』について
『老人と海』について 今年に入って、E・ヘミングウェイの不朽の傑作、『老人と海』(柏艪舎より2013年10月刊・中山善之訳)を三度読む機会に恵まれた。本書が、ノーベル文学賞作家によるピュリツァー賞受賞作品ということはいうまでもないだろう。 -
自分の小説を手にして ③
自分の小説を手にして ③ 僕は柏艪舎の社員たちと相談し、思い切って電子書籍で発表することにしました。皆さん、どうぞ読んでみて下さい。すでに2冊が発表されており、紙の本でも読めるようになりました!『乾杯!』と『光る道』です。80歳からの人生がどうなるかはわかりません。スタートが遅すぎるのかもしれませんね。しかし僕は頑張るつもりです。人生最後の“賭け”に僕は今嬉しくてなりません。皆さんと共に、これを喜びに変えて行きたいと思っています。 -
自分の小説を手にして ②
自分の小説を手にして ② そうして一年ばかりが経ったとき、友人の父親に路上で掴まりました。どういうわけか、彼は僕の秘密のはずの“計画”を知っていたのです。そして、本気なのか、と僕に訊いたのです。僕も仕方なく、本気ですと答えました。すると彼は恐ろしく真面目な顔をして、わかった、受ける気なら受けてみろ、そしてもし君が受かったら、自分は逗子の町中を逆立ちして歩いてやる、とおっしゃったのです! -
自分の小説を手にして ①
自分の小説を手にして ① さて、皆さん、僕にとって最高の朗報が飛び込んできたのです! ご承知のように僕のオリジナル作品は現在、電子書籍で読んでいただいておりますが、この度、弊社社員たちの有難い協力で、 一応の本の形でお見せできることになったのです。 -
山本光伸作品集2『光る道』刊行のお知らせ!
山本光伸作品集2『光る道』刊行のお知らせ! 今回は、僕が書いた唯一の翻案小説、『光る道』をご紹介しましょう。これは原作がスティーブン・キングの短編で、原題は『The Reach』、邦題は『入り江』と言い、扶桑社の文庫本に僕の翻訳で収録されています。 -
三島由紀夫事件について ③ ——「三島はともあれ森田の精神を後世に向かって恢弘せよ」
三島由紀夫事件について③ 「三島はともあれ森田の精神を後世に向かって恢弘せよ」 それにしても、と僕は思いました、三島先生はなぜ死ななければならなかったのか、と。あの日、彼らの中には将来の展望は何一つありませんでした。そのように思います。「三島はともあれ森田の精神を後世に向かって恢弘せよ」という指示以外には何も見当たらない。 -
三島由紀夫事件について ② ——楯の会隊員たちと取り調べ室に
三島由紀夫事件について② ——楯の会隊員たちと取り調べ室に 三島事件の時、僕は東京の中野に住んでいて、Tは前夜から泊まりに来ており、翌朝早くに市ヶ谷へ出かけて行きました。そして昼前に、僕は女房の悲鳴で叩き起こされたのです。テレビを見ると、三島氏自殺!の文字が躍っています。 -
三島由紀夫事件について ① ——彼をうまく死なせてください
三島由紀夫事件について ① ——彼をうまく死なせてください 50年ほど前の三島事件の話をしましょう。 …その時に耳にしたのが、三島さんが“楯の会”なるものを作るという話でした。 僕はすぐに、その会に参加しようと考えました。 -
『乾杯!』の表紙を飾ってくれた小林龍一氏の作品
『乾杯!』の表紙を飾ってくれた小林龍一氏の作品 今回は、クリエイターの「小林龍一」について話をしてみたい。 僕は3週間前に、札幌市白石区にあるインタークロス・クリエイタィブ・センターへ出かけてみました。 その中で3人ほどの仕事振りが印象に残ったのですが、取り分け小林龍一の作品が目に止まりました。
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