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文芸翻訳家の僕が80歳で小説家デビューするまで ⑤

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北海道で翻訳学校と出版社を立ち上げる!

そして53歳で思い立ち、逗子から北海道へ引っ越しました。

札幌郊外の当別にあるスウェーデンヒルズという所です。

大学を卒業してから一回も勤めたことのない僕は、そこでびっくりするような行動に出ました。つまり事業を始めたのです。

まずインターカレッジ札幌という翻訳家養成校を、十年ほどしてその横に出版社柏艪舎を立ち上げたのです。

2001年11月6日 北海道新聞 出版社柏艪舎の設立を伝える記事。最初の作品は、ジム・ハリソン著『死ぬには、もってこいの日。』翻訳は、インターカレッジ札幌の第1回卒業生・大嶌双恵さん
2002年1月18日 朝日新聞 柏艪舎と同じころ設立された寿郎社とともに紹介された。

僕の人生は一変しました。毎日スウェーデンヒルズから一時間かけて札幌の会社へ出勤するのです。

僕はこれまで、自分の人生は友人より30年は遅れているなと思っていましたが、現在80歳で、まだ人生いかに生くべきかの肝腎かなめの問題から解き放たれないのですから、それも当然と言ったところでしょう。

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山本光伸プロフィール

 札幌で出版社・柏艪舎と文芸翻訳家養成校・インターカレッジ札幌を経営しています。
 80歳で小説家デビューを機にブログをはじめました。
 ロバート・ラドラム『暗殺者』、アルフレッド・ランシング『エンデュアランス号漂流』(新潮社)、ボブ・グリーン『デューティ』(光文社)他、訳書は200冊以上。

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