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大学を中退して作家に?——僕の大学時代①

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大学を中退して作家に?——僕の大学時代①

今度は何をテーマにしましょうか。「大学生活」はどうでしょう。大学へ行っていない方も大勢いらっしゃると思いますが、それは単に経験したかどうかの問題であって、大した違いではありません。どうかちょっと目を通してみて下さい。

僕の家族は三人兄弟で、上下の差は9歳あり、僕はちょうど真ん中の生まれです。長男と三男はともに優秀で、二人とも国立大学へ行きましたが、僕は中学から私立へ進み、高校三年の時にちょっとアメリカへ行って、そのまま国際基督教大学(ICU)の選科生となったのです。選科生ですから本科生とは違い、卒業証書はもらえません。しかし勤める気のなかった僕は、それで全然構わなかったのです。

ところが大学三年の時に、成績不良で退学処分になってしまったのです。選科生というのは受験を経ていないだけに、やはり成績を重要視するらしいのです。僕は待ってましたとばかりに大学を辞めてしまいました。ところが、辞めて何をしていいかわからなくなったのです!

作家になりたいとは思っていたのですが、書こうと思っても一行も書けないことがわかりました。当時は、大学を中退したことは両親にも大学の友人たちにも内緒で、仕方なく月曜日には下宿へ出かけ、土曜日に自宅へ帰るという生活を続けていたのです。しかしそれも半年近くになると、何かと不便で仕方なくなりました。そこで大学入試を受けることにしたのです。

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山本光伸プロフィール

 札幌で出版社・柏艪舎と文芸翻訳家養成校・インターカレッジ札幌を経営しています。
 80歳で小説家デビューを機にブログをはじめました。
 ロバート・ラドラム『暗殺者』、アルフレッド・ランシング『エンデュアランス号漂流』(新潮社)、ボブ・グリーン『デューティ』(光文社)他、訳書は200冊以上。

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